大日印刷にPUR製本が仲間入り!今までと何が違う?

いつもお世話になっております。
お盆も終わり、涼しい日も増えてきましたね!急な気温の変化に気を付けていきましょう。
さて、弊社では先日、とっても頼りになる製本機が仲間入りしました。そこで本日は弊社に新しく仲間入りした「PUR製本」の5つの特長をご紹介いたします。

今までと何が違う?

大日印刷では、PUR製本を入れる前まではPO糊を使用した製本を行っておりました。(PO糊に関してはこちらの記事をご覧ください!)PUR製本とは、PO糊よりもさらにパワーアップした糊で製本する方法です。PUR製本は通常の無線綴じと少し違ってきます。

PUR製本5つの特徴とは

1.今までよりも高い密着度!

接着力が高いため、ページの落丁が起こりにくくなっています。そのため図鑑辞書などの分厚い冊子に最適です。

2.柔軟性に優れ、本の開きが良い

PUR糊は薄く糊を引いても接着するので、しっかり本を開くことが可能です。そのため、読み書きのできる絵本小説ノートなどにおすすめです。

3.ノドまで見える見開き

前述の通り、薄く糊をのせることが可能なため、ノド(本の綴じ部分)までしっかり見ることができます。そのため、見開きのデザインも以前と比べてしっかり表現できるのです。大きく表現したい写真集や美術図録などに適しています!

4.高温・低温に影響されない

簡単にご説明しましたが、PUR糊は熱で溶かす糊ではなく、空気に触れることで化学反応を発生させることで糊になります。そのため「暑いところで保管していたらページが取れてしまった・・・」などの熱による影響を受けません。記念誌アルバムなど、大事に取っておきたい冊子作成にはPUR製本が欠かせません。

5.高いリサイクル性

私もコラムを書くことで初めて知ったのですが、PUR製本はリサイクル性に優れたものだそうです。なぜかというとPUR製本は熱に強い性質を持っているため、通常の古紙回収の際に完全にパルプと分離します。用紙と一緒に窯の中に溶かしても用紙の繊維と混ざることがありません。また、保存性が高くなることで資源の消費を抑えることができ、非常に環境への配慮がされている製本方法になります。環境に配慮した冊子を作りたい!というお客様にもPUR製本がおすすめです。
さて、今回大日印刷に入ってきた強力な助っ人をご紹介いたしました!PUR製本は全国でも対応できる印刷会社が少ない製本方法です。「この仕様でPUR製本できるのかな・・・」や「見本サンプルを見てみたい!」などございましたら弊社の営業担当までご相談くださいませ!
また、弊社HP内でもPUR製本特設ページがございますので、ぜひそちらもご活用ください!

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