大日印刷が取り組むSDGsをご紹介!

ご覧いただきましてありがとうございます。
大日印刷株式会社の藤田です。
近頃、ニュースを見ているとSDGsという言葉をよく耳にすることが増えました。電通team SDGsが行った「第4回SDGsに関する生活調査」によると、学生の認知度が76.1%もあり、SDGsへの関心は年々上がってきています。また、就職先を考える際にSDGsの取り組みを行っている企業に注目している学生も非常に増えてきているそうです。企業にとって環境問題に取り組むことは必須になっており、印刷会社である大日印刷も例外ではありません。
そこで本日は大日印刷が取り組んでいるSDGsについてご紹介いたします。

そもそもSDGsとは

持続可能な開発のために必要不可欠な、向こう15年間の新たな行動計画として「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が2015年9月25日の国連総会で採択されたものです。SDGsは(Sustainable Development Goalsの頭文字をとったもの)で、目標達成のために169の達成基準と17の世界的目標が定められました。「目標とターゲットがすべての国、すべての人々、及びすべての部分で満たされるよう、誰一人取り残さない」ことを原則としています。

印刷会社と環境問題

長年印刷業界では環境問題が取り上げられているのはご存知でしょうか。印刷に必要な紙は木からできているので森林伐採されており、インキなどは有機溶剤が使用されてきました。また、印刷の際に出る排水なども問題視されてきたといいます。有機溶剤が使用されることで環境への影響はもちろん、人体への影響も叫ばれていました。印刷業界でもSDGsが注目されており、環境改善に向けて行動する企業が増えてきています。

大日印刷が取り組んでいること

GP(グリーン・プリンティング)マークの取得

大日印刷では2019年にGPマークの認定工場となりました。GPマークに関してご存知のない方も多いかと思いますが、GPマークは環境問題に対する社会的要求が高まった際、日本印刷産業連合会が印刷産業界の環境自主基準「印刷サービスグリーン基準」を制定し、環境問題対策に徹底した印刷の環境配慮がなされている印刷工場に与えられる認定制度となっています。全国で2万社以上ある印刷会社のうち、GPの認定を受けている工場は420社ほどしかありません。GPマークを取得するにはインキの開発などの厳しい基準をクリアしなければなりません。そのため、大日印刷でも独自の速乾性があるインキを開発しております。パンフレットやチラシ等にGPマークの付与が可能なので、エコをアピールしたい際に非常に有効です。GPの詳細に関してはこちら(別サイトへ遷移します。)

自社でのインク開発

弊社は社内でインキの開発を行っています。通常のオフセット印刷と比較しても非常に速乾性に優れているので、通常の印刷よりも乾燥の時間を短縮することができます。それだけでなく、大日印刷独自の水管理を行っているため、印刷で発生する排水も少なく抑えられ環境にも配慮しています。

ベジタブルインキ標準仕様

大日印刷ではベジタブルインキを使用しております。ベジタブルインキとは、植物由来の油脂や廃棄食用油などを20%以上使用したインキのことを言います。メリットは植物由来のため、
・自然環境中に廃棄した際にでも微生物によって分解されやすくなる
・揮発性有機化合物(=有機溶剤)の排出量が少ない。
・紙とインキが分離しやすいため、リサイクルに向いている。
・化石燃料系の資源の使用量を抑えることができる。
・従来の石油ベースのインキと比べて環境にやさしい上、リサイクルしやすい
という特徴があります。大日印刷では標準仕様となっており、ベジタブルインキ仕様のマークを付与することも可能です。
SDGsを意識し、パンフレットや広報誌に取り入れることで、環境への配慮がある会社というイメージアップにも繋がります。是非一度、自身の会社でもSDGsについて話し合ってみてはいかがでしょうか?
環境に配慮した実績の一覧はこちらからご覧いただけます!

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